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財務諸表から安全性をみよう!
株式投資をする上で、意外と軽視されがちですが、中長期投資をする場合その会社が安全であるか、どうか、というのは非常に重要となってきます。なので、しっかりとみていく必要があります。
流動比率
流動比率とは流動資産と流動負債の比率をあらわしていて、その会社の短期の支払い能力をあらわしています。
計算式は貸借対照表から流動資産と流動負債をだし
流動比率(%)=流動資産÷流動負債
となります。
この数値は理想は200%以上ですが、150%前後が標準ではないかと思います。
100%を切るようだと黄色信号点灯です。注意しましょう。
あと、業界によってもこの数値は幅があります。
製造業の場合この数値は高めが安全とされ、小売業の場合この数値が低めでも比較的安全とされます。
なので、必ず同業他社で比べるようにしましょう。
当座比率
この当座比率は現金化が容易な当座資産と流動負債の比率をあらわしていています。
よって、当座比率とは流動比率よりももっとシビアに短期における支払い能力をみていくための指標といえます。
計算式は貸借対照表から、当座資産と流動負債をだし
当座比率(%)=当座資産÷流動負債
となります。
当座資産とは流動資産の中でも換金性の高い資産のことで、現預金、受取手形、売掛金、短期所有の有価証券を指します。
この数値は理想は120%以上で、100%以上であればOKでしょう。80%以下だと黄色信号点灯です。注意しましょう。
この数値も同業他社で必ず比べましょう。
固定比率と固定長期適合率
この固定比率は固定資産が純資産によってまかなわれているか、どうかをみる指標です。
固定資産というのは長期的に利用するもので、短期的には換金できません。なので、純資産でまかなわれているか、どうかというのはかなり重要となってきます。
計算式は貸借対照表から固定資産と純資産をだし
固定比率(%)=固定資産÷純資産
となります。
この固定比率は100%以下が理想ですが、なかなか理想どうりにはいきません。
そこで、固定長期適合率というのも見ていく必要があります。
この固定長期適合率とは、固定資産を純資産でまかなえない分を固定負債でまかなえているかをみます。
計算式は
固定長期適合率=固定資産÷(純資産+固定負債)
となります。
この固定長期適合率が100%以下なら、健全な財務状況であると言えると思います。
この指標が100%以上だと固定資産を純資産と固定負債でまかなえないということになり、その不足分を流動負債でまかなうということになります。
つまり、100%以上だと黄色信号が点滅しているといえるでしょう。
自己資本比率
この自己資本比率は投資家であれば必ずみる指標ですね。
総資産にしめる純資産の割合をあらわしていて、長期的なその会社の財務体質の安全性を示しています。
計算式は、貸借対照表から純資産と総資産をだし
自己資本比率(%)=純資産÷総資産
となります。
理想は50%以上ですが、30%以上あればとりあえずは安心だと思います。
ただ、この指標も業種によってかなり幅がでてきます。
製造業などはこの数値は高めになってきますし、銀行などの金融業はこの数値はかなり低くなってきます。
なので、この数値に限らないですが必ず同業他社で比べることが重要となってきます。
投資家としてはこれらの数値をみれば十分だとは思いますが、まだまだこれだけでは安心して買えないという人は、他のいろんな指標もみてみるといいでしょう。
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